東京大学農学部グラウンド(文京区弥生1)で5月8日、東京都女子サッカーリーグ4部第2節が行われた。文京LBレディースは成城大学女子に2対0で勝利した。
最高気温27度を記録するコンディションの中、相手は昨季5部リーグで唯一失点を許した成城大学女子。文京は試合開始早々にDF嶋野ひろ恵選手が負傷するアクシデントに見舞われるも、落ち着いて相手の攻撃に対処する。
一進一退の攻防を繰り返し、前半はスコアレスで終わるかと思われた33分。文京LBが獲得したコーナーキックからFW大坪佳夏子選手がゴールを決め、先制に成功した。
後半は立ち上がりから相手が果敢にゴールを狙ってくるも、センターバックを中心に得点を許さず、後半21分、FW成瀬明選手のスルーパスに反応した大坪選手がこの2点目となる待望の追加点を決めた。文京はこのまま最後まで攻撃の手を緩めず、2対0の完封でホーム開幕戦を白星で飾った。
試合後、大坪佳夏子選手は「開幕戦で自分自身が無得点に終わったことが本当に悔しかった。チームの初勝利に貢献する得点を決めることができ最高の気分だった」と得点シーンを振り返った。
菅原絵里選手は「ホーム開幕戦で緊張もあったが、たくさんの方の応援を受けて、昨年引き分けた成城から勝ち点を奪うことができた。次節もホームで結果を残したい」と意気込む。
文京LBレディースは次節、東京大学農学部グラウンドで6月5日、FC駒沢女子と対戦する。