白山神社(文京区白山5)と隣接する白山公園で6月11日から、「第32回 文京あじさいまつり」が開催される。
湯島天神の「菊まつり」「梅まつり」、播磨坂の「さくらまつり」、根津神社の「つつじまつり」とともに、「文京花の五大まつり」の一つに数えられる同イベント。毎年6月に白山神社から白山公園にかけて咲く約3000株の多様なアジサイの花が、多くの来場者を魅了する。
アジサイの開花も順調に進み、神社境内ではほぼ満開(8日時点)。神社参道や街なかにはちょうちんが掲げられ、祭りの雰囲気を盛り立てている。
期間中の土曜・日曜はさまざまなイベントが開かれる。「歯痛止め信仰」で知られる白山神社では12日と19日の13時から、恒例の神事「歯ブラシ供養」を行う。先着100人には歯ブラシを無料で配布する。
今年は「紫陽花(あじさい)コンサート」の一つとして、東京オリンピック・パラリンピックの機運醸成イベントも開催。12日13時30分から、都内を中心に活動するCAPOEIRA BATUQUE JAPAO(カポエイラ バトゥーキ ジャパオ)が生演奏や型の「カポエイラ・パフォーマンス」を行う。
そのほか、期間中はアジサイが多く植えられている「富士塚」が公開される(9時~17時)。
今月19日まで。