東京大学農学部グラウンド(文京区弥生1)で6月12日、東京都女子サッカーリーグ4部4節が行われた。文京LBレディースは東京外国語大学に2対0で勝利した。
ホーム3連戦の最終を飾るゲーム。前節、再三のチャンスにゴールを決めきれず、相手にカウンターを許し敗れた文京LBにとっては、決定力が試される一戦となった。
文京LBは開始直後の前半1分、フリーキックからFW成瀬明選手が頭で合わせて幸先よく先制点を決める。前節で課題となった決定力不足を振り払う貴重なゴールでチームも勢いに乗る。すると続く前半17分にも、成瀬選手がサイドからのクロスに合わせてゴール。前半で2点を奪い、文京LBペースで試合を進める。
後半も文京LBが細かいパスをつなぎ、ゲームを組み立てる。相手にカウンターを許すシーンもあったが、落ち着いてゴールキーパーが対処。後半は相手の粘り強いディフェンスもあり追加点を奪うことはできなかったが、全員でゴールを守り抜き2対0で完封勝利を収めた。
試合後、2ゴールを決めた成瀬明選手は「前回の試合で、ゴールを決めるべき局面では確実に決めなければならない、ということを思い知った。今回もまだまだゴールチャンスはあった。チーム全員でゴールの精度を高めていきたい」と話した。久和はな選手は「前節の敗戦を踏まえ、自分たちでしっかりプレーを修正することができた。ただ細かい部分でもっとよくできる部分はあったので、次につなげていきたい」と話した。
文京LBレディースは次節、創価大学ビクトリーグラウンドで6月19日、Forestallと対戦する。