文京シビックセンター(文京区春日1)地下2階の区民ひろばで8月9日、リオオリンピック・男子水球「日本VSブラジル戦」のパブリックビューイングが行われた。
同試合には、文京区立千駄木小学校出身の棚村克行選手が出場。7時30分からという早い試合開始にもかかわらず、会場に集まった50人ほどの観客が声援と拍手を送った。出勤前に立ち寄ったという女性は「仕事があるので最後まで見ることはできないが、迫力ある試合を大画面で楽しめた」。同じく観戦に訪れた湯島小学校の児童は「友達が水球をやっているので見に来た。試合は面白い」と最前列で食い入るように試合を見ていた。
日本の水球チームは32年ぶりのオリンピック出場。試合開始直後に2-0とリード。ゴールキーパーの棚村選手は強豪ブラジルの積極的な攻めに好セーブを連発したが、ブラジルに追い上げられ試合は8-15で敗れた。日本は予選リーグ2連敗となった。
試合を観戦した成澤廣修文京区長は「(惜敗したが)選手たちには、いい経験を今後に生かしてもらえれば。(文京区立小学校出身の)棚村選手の活躍をこれからも応援していきたい。まだ試合が残っているので、応援している文京区の子どもたちのためにも頑張ってもほしい」とエールを送った。
同所では8月11日にも、男子サッカー「日本VSスウェーデン」のパブリックビューイングを行う予定。入場無料。予約不要。