東京メトロ有楽町線江戸川橋駅近くのギャラリーNIWで11月10日から、アマチュア写真家4人による「現代東京」を題材としたモノクロ写真展「東京狂詩曲(Tokyo Rhapsody）」が開催される。

　インスタレーション形式の展示を含め、200点以上の作品を展示する同展。ゼラチンシルバープリントをはじめ、特殊技法を用いた実験的プリント展示や、6×17中判パノラマフォーマットで撮影し、バライタロール紙に焼き付けた大伸ばしプリント21枚も展示される。

　皆川はじめさんは「東京　私の写真帖」をテーマに、東京の好きな街の風景やお気に入りの被写体を撮影したオムニバス展を行う。本多亨光さんは「Shibuya Sep 25,2016」をテーマに、2016年9月25日に渋谷で撮影した4本のフィルムに収められた全146コマを展示する。カトウタケシさんは「東京無常」をテーマに、617フォーマットで撮影した東京の私風景を印画紙に焼き付けて展示する。森大吾さんは「トーキョー・カサブタ　SCAB／TOKYO」をテーマに、「690フォーマット、size11×14in」のゼラチンシルバープリントを30枚展示する。

　森さんは「『撮られ尽くされ面白くないと言われる東京』を題材に、ヒトの暮らしとぬくもりの中に残されるもの、記号化され変わりゆく都市先端の中に、個々が何を見出し紡ぎ撮ることができるのか、ぜひご覧いただければ」と話す。

　開催時間は、11月10日＝17時～20時、同11日～14日＝12時～20時、15日＝12時～17時。11月15日まで。