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文京区民センターで「ボランティア・市民活動まつり」 建物改装で企画も一新

文京区社会福祉協議会の根本浩典さん(左)と活動支援コーディネーターの田邊健史さん(右)

文京区社会福祉協議会の根本浩典さん(左)と活動支援コーディネーターの田邊健史さん(右)

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 今年4月にリニューアルオープンした文京区民センター(文京区本郷4)で11月19日、「文京ボランティア・市民活動まつり2016」が開かれる。主催は文京区社会福祉協議会。

オリジナルガーランドを手にする文京区社会福祉協議会の田中さん、根本さん、ボランティアの瀬川さん

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 区内のボランティアやNPOなどの市民活動団体、社会貢献活動を行う企業などが一堂に会し、同施設全館を使って各団体の活動を紹介する同イベント。今年は建物のリニューアルとともに企画も一新。「新しいつながりを『みんな』でつくる」をテーマに、参加者同士のネットワークづくりに注力する。

 初出店の24団体の中には、東京こども専門学校の学生による「手作り絵本の読み聞かせ」と「工作体験」や、区内7大学で構成された「文京区学生ボランティア連絡会」による「災害をテーマにした活動紹介」など学生団体も多く、企業・NPOと学生のさまざまなコラボ企画も用意する。

 そのほか、「英語わなげ」や「アート体験」などのワークショップやスタンプラリーなど、親子で楽しめる企画を用意し、親子連れでの参加や子育て世代の参加を促す。

 地域の活性化や地域課題の解決を図るため、文京区社会福祉協議会と文京区が連携して今年4月に同施設の地下1階に新設した拠点「フミコム」からは、経済界協議会による「ブラインドサッカーの体験ブース」や、「B-ぐる友の会と跡見女子大による共同出店」、南三陸町出身の学生がつなげる思いを語る「フミコムカフェ」などの企画を提供する。

 同協議会の田中静恵さんは「文京ボランティア・市民活動センターは『フミコム』の開設もあり、活動自体もさまざまな面でリニューアルした。同イベントの運営も今年はフミコムスタッフと共にフレッシュなメンバーが軸となって進めている。初めての取り組みも多く、当日までドキドキの連続だが、楽しみながら盛り上げていきたい」と意気込む。

 フミコム活動支援コーディネーターの田邊健史さんは、「当日はさまざまな活動相談に応じる。蝶ネクタイ姿で会場内をうろうろしているので声を掛けていただければ」と話す。

 9月には同イベントを支えるボランティアを募集し、説明会には100人を超える区民が集まった。当日の看板などは区内の大学生が手掛けるほか、「フミコム」の内装を担当した杉本和歳さん(タイラーデザイン事務所)がデザインを行い、区内就労支援団体のメンバーが手作業で仕上げたガーラントが全フロアに飾られる予定。

 開催時間は10時~15時。入場無料(一部有料)。予約・事前申し込み不要。

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