文京区内の桜シーズンも終盤に差し掛かり、各所のイベントも今週末が最後となるところが多い。
小石川後楽園(後楽1)の「春の開園時間延長」は期間中、開園時間を1時間延長し、18時まで開園している(最終入園は17時30分)。園内のシダレザクラは見ごろを過ぎつつあるが、ソメイヨシノは満開。入園料は、一般・中学生=300円、65歳以上=150円、小学生以下と都内在住・在学の中学生無料。4月5日まで。
ホテル椿山荘東京(関口2)では、ライティングデザイナー・近田怜子さんによる夜桜のライトアップ「庭園交響曲~春楽章~」を日没後~23時まで行っている。現在はソメイヨシノをはじめ、さまざま品種の桜が見ごろを迎えている。4月12日まで。
六義園(りくぎえん、本駒込6)の「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」は、シダレザクラは花がほとんど散り、若葉がひろがりはじめているが、ソメイヨシノやヤマブキなどの花はまだ楽しめる。開園時間は9時~21時(最終入園は20時30分)。入園料は、一般=300円、65歳以上=150円ほか。4月5日まで。
江戸川公園(関口2)の「江戸川公園花まつり」は、神田川沿いのソメイヨシノの桜並木が満開。地元町会による出店もあり、多くの人が沿道で花見を楽しんでいる。4月10日まで。
播磨坂さくら並木(小石川4~5)の「第44回 文京さくらまつり」は、約120本のソメイヨシノと、八重咲きのウコンザクラなどが満開。桜に囲まれた並木では「桜のトンネル」が楽しめる。4月5日まで。
そのほか、小石川植物園(同区白山3)ではソメイヨシノが満開となっている。
残りわずかとなった今年の桜シーズン。今週末はあいにくの雨予報だが、最後の桜を楽しもうとする人たちでにぎやかな週末となりそうだ。