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東京ドームシティに新アート空間 最新テクノロジーで「東京」を表現

オープニングセレモニーで対談する村松亮太郎さんとEXILE HIROさん

オープニングセレモニーで対談する村松亮太郎さんとEXILE HIROさん

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 東京ドームシティに今春オープンした新スポット「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」(文京区後楽1、TEL 03-5800-9999)で現在、体験型アート展「TOKYO ART CITY by NAKED(トーキョーアートシティ バイ ネイキッド)」が開催されている。

新宿をモチーフにしたプロジェクションマッピング

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 「TOKYO」をテーマに最新テクノロジーを駆使して都市の持つ魅力をアートとして表現した同イベント。東京を象徴する8スポット(新宿、渋谷、お台場、秋葉原、東京タワー、東京ドーム、東京駅、東京国立博物館)を約250の模型でコラージュし、約100台のプロジェクターを駆使したプロジェクションマッピングなど、光と映像の多彩な演出が特徴。

 アイコンに触れると現在の天気や電気量など東京のさまざまな情報を知ることができるグラフィック・シートや、指で触れるだけで自由にデジタル落書きができる壁、自動販売機やゴミ箱の使用に連動して空間演出が変化するなど、参加者が体感できるインタラクティブな仕掛けや隠れコンテンツもそろえる。

 総合演出は「東京駅3Dプロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』(2012年)などで知られるクリエーティブカンパニー「NAKED(ネイキッド)」の村松亮太郎さん。「都市そのものがアート」という村松さんは「過去から現在、未来も含めた都市生活者一人ひとりの営みが作り出しているものが、カオティックなアートになっている。東京はクールで変化を続けているのが面白いと海外の人によく言われる。アート、エンターテインメント、テクノロジー、それらが混ざり合った時にどう進化するか。世界に通用するエンタメを作りたい」と意気込む。

 同イベントは、アートとライブショーの融合も特徴の一つで、EXILE HIROさんがプロデュースする「SAMURIZE from EXILE TRIBE(サムライズ・フロム・エグザイル・トライブ)」とのコラボレーション企画もある。「SAMURIZE」は「TOKYO ART CITY」の光る住民という設定で、都市における情報伝達者として来場者を案内。7月22日からは期間中毎日、渋谷のスクランブル交差点をモチーフにしたエリアでコンテンツと連動したLEDダンスパフォーマンスがある。

 LDH WORLDチーフ・クリエーティブ・オフィサーのEXILE HIROさんは「日本のテクノロジーも文化芸能も素晴らしい。その日本の良さを世界に発信できるよう、いろいろ仕掛けていきたい。僕らのライブの世界を飛び越えてパフォーマンスするSAMURIZEの進化も表現できたら」と話す。

 開館時間は11時~18時(7月22日~9月3日は10時~20時)。入場料は、一般=1,600 円、中高大学生=1,400 円、小学生=900 円。9月3日まで。

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