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文京・水道の伝統木版画工房で桜にちなんだ展示

桜にちなんだ展示

桜にちなんだ展示

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 文京・水道の高橋工房(文京区水道2)では現在、桜にちなんだ木版画作品の展示を行っている。「weアートマルシェ」の一環。

北斎や広重の桜作品も並ぶ

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 安政年間 (1854~1860年)創業の同工房。6代目で現代表の高橋由貴子さんは、摺(すり)師としての技術を継承し、伝統文化の普及・発展のために世界各国で講演や実演を続ける傍ら、作品を総合的にプロデュースする版元としても活躍。江戸木版画の技術を用いて、著名な芸術家の作品等を版画に再現している。

 「weアートマルシェ」の期間は、桜をモチーフとした葛飾北斎や歌川広重をはじめとする浮世絵木版画の復刻作品のほか、大判の伝統木版画作品を見ることができる。同工房オリジナルの升に木版画をあしらった「ます万寿」など、小物の展示・販売もある。

 「満開のこの時期は皆さん、本物の桜に目が行きがちだが、ゆっくり木版画の桜も眺めに来てほしい」と高橋さん。

 工房の営業時間は11時~17時。土曜・祝日定休。展示は4月8日まで。

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