文京・関口の江戸川橋エリア周辺で3月24日、神田川沿いの桜を楽しみながらアートに触れるイベント「weアートマルシェ」が始まった。神田川アートブロッサム実行委員会とボノの主催。

神田川沿いの桜(3月25日撮影)

　花見に絡めたアートイベントを毎春に開催し5年目となる「神田川アートブロッサム」。今年は「まち全体をおしゃれでにぎやかなアートなマルシェにしよう」を合言葉に、「weアートマルシェ」を開催。近隣のミュージアムやギャラリー、カフェ、ショップなど30数店を紹介した散策マップを無料配布し、それぞれの店舗で展示やワークショップを開く。

　イベント拠点となるコミュニティースペース「我楽田工房」(文京区関口1)では、3月31日に図案師・古城里紗さんによる「切り絵ボタンづくり体験」(事前予約制・無料)を、4月1日にはガラス作家・Glass&MOMO Madokaさんの「ガラスのボタンづくり体験」(同)を、それぞれ開催。複数のクリエーターや企業、伝統工芸職人らとコラボレーションした「くみぐま」の展示もある。

　同拠点の隣に新設されたアートスペース「我楽田長屋」では3月31日と4月1日、「weマーケット」と称し、若手アーティストによるハンドメード作品や近隣商店による「こだわりの」品を展示販売する。マルシェ内では両日、地域のアートスポットをイメージした世界で一つだけのオリジナル缶バッジが作れるワークショップも行う(申込不要・参加費300円)。

　「weマーケット」は3月31日と4月1日。「weアートマルシェ」は4月8日まで。ワークショップの事前申し込みは「weマーケット」サイトから。