「不忍ブックストリートの一箱古本市」が4月25日、根津・千駄木・谷中(谷根千)エリアの5カ所で開催される。
段ボール箱一箱分の本を持ち寄って販売する古書イベント「一箱古本市」は、2005(平成17)年にこの地域で始まった。昨年20周年を迎えたこの催しは、現在では、北海道から沖縄まで全国各地に広がっている。
今年の会場は、森鴎外記念館(文京区千駄木1)9箱、往来堂書店(千駄木2)2箱などを含む計5カ所で、32組の「店主」が出店する。出店者は規定サイズ内の箱を持参し、本の並べ方や箱の装飾は全て自由。本が全体の3分の2以上というルールのほかは、自作のしおりやポストカードなど本関連のグッズも販売できる。
2023年から代表を務める実行委員会の小張隆さん(「ひるねこBOOKS」店主)は「人の本棚を見ればその人が分かるとよく言うが、まさにこの一箱の中に、その人の宇宙が凝縮される面白みがある。ただ古本を売るだけでなく、街全体を歩いて楽しんでほしい」と話す。当日は8カ所を巡るスタンプラリーも同時開催する。
「HOTEL GRAPHY NEZU」(台東区池之端)会場に出店する「濱屋」の店主は「知り合いの出店を見に来たのがきっかけで関わり始めた。毎回、読んできた本をそのまま並べていたが、今年は初めて映画と本をテーマに箱を組む」と話す。
開催時間は11時~16時。雨天決行・荒天中止。