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本郷・東京都水道歴史館で企画展 明治~昭和の水道絵はがき展示

「帝都名所」と題された小石川水道橋付近の絵はがき。文京区内の水道施設が名所として描かれた

「帝都名所」と題された小石川水道橋付近の絵はがき。文京区内の水道施設が名所として描かれた

 本郷にある「東京都水道歴史館」(文京区本郷2)で4月25日、春の企画展「水道絵はがきの世界~絵はがきが伝える東京の水道~」が始まる。

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 私製はがきの使用が解禁された1900(明治33)年以降、東京水道にまつわる絵はがきが数多く作られた。水道局による広報や施設完成の記念に加え、羽村取水堰や玉川上水、村山・山口貯水池などの「水道名所」を紹介したもの、水道水源林の風景写真など種類は多岐にわたる。

 同展では、明治末年から昭和期にかけて制作された絵はがきを1階ラウンジほかに展示する。広報目的のものから施設完成の記念品、「帝都名所」として小石川水道橋付近を描いたものまで、多様な絵はがきで東京水道発展の歴史を振り返ることができる。

 同館1階ラウンジで5月6日・10日・14日の14時~14時30分、学芸員が展示解説を行う。各回の内容は同じで、予約不要。

 同館企画調査責任者の金子智さんは注目の一枚として「渋谷町水道竣功記念絵葉書」の配水塔の図を挙げ、「東京水道が拡大する直前の渋谷町水道が発行したもので、駒沢給水所の配水塔を淡いカラーで刷った美しい絵はがきで、東京の水道史を知る上でも貴重な資料」と話す。

 金子さんは「明治・大正・昭和初期には、写真や絵画によって情報を伝える絵はがきは貴重な存在だった。こうした絵はがきを通じて、発展を遂げつつあった、かつての東京水道の雰囲気を感じ取っていただければ」と話す。

 開館時間は9時30分~17時(最終入館は16時30分)。入館無料。5月24日まで(4月27日は休館0日)。

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