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山崎製パン、東大と共同開発した「ランチパック」の売り上げで赤門修繕支援

ランチパックを手に笑顔のチョウ・ペイヤオさん。東大ロゴカラーの青と黄をラムネとレモンで表現したコンセプト

ランチパックを手に笑顔のチョウ・ペイヤオさん。東大ロゴカラーの青と黄をラムネとレモンで表現したコンセプト

 東京大学(文京区本郷7)と山崎製パン(千代田区)がチャリティー商品「ランチパック(ラムネクリームとレモンクリーム)」を共同開発し、1袋の売り上げにつき1円を、山崎製パンが国の重要文化財「赤門」の修繕費として東大に寄付する。両者が5月8日、東大情報学環オープンスタジオで開いた共同会見で発表した。

東大ロゴカラーがランチパックになった

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 発案したのは、同大大学院学際情報学府修士課程2年のチョウ・ペイヤオさん。東大が2027年の創立150周年に向けて進める記念事業の一環として、山崎製パンとのコラボレーションが持ち上がり、昨年6月に約30人の学生が参加した食べ比べ大会をキックオフに開発がスタートした。20種類以上のアイデアを検討した末、東大のロゴカラーである青をラムネ、黄をレモンで表現したコンセプトが選ばれた。同大情報学環教授でコミュニケーション戦略本部副本部長の渡邉英徳さんと同学環特任研究員の小松尚平さんがプロジェクトを主導。渡邉さんは「試作品の第1弾には相当な辛口のフィードバックが集まり、それを経て今回の完成に至った。学生のアイデアをプロの技術で形にできた」と振り返る。

 チョウさんは学部で都市計画・建築学を専攻したデザイナーで、パッケージに描いたキャラクターと赤門のイラストも自ら手がけた。「ラムネは日本特有の飲み物で、青春や夏の爽やかさを象徴するものとして印象に残っている。東大のロゴカラーの青と重なった」と話す。試作は5~6回に及び、「ラムネクリームのシャリシャリとした食感と爽やかなレモンクリームのバランスを追求した」という。

 東大のXでの告知は340万回以上閲覧され、他大学生が「自分の大学版ランチパック」を競い合うようにSNSへ投稿するムーブメントも生まれた。

 赤門は耐震性の問題から2021年以降、閉鎖が続く。東大は「ひらけ!赤門プロジェクト」と題し、赤門創建200周年に当たる2027年の再開門を目指して修復工事を進めており、目標10億円の寄付を広く募っている。

 参考小売価格は140円。関東全域のローソンと東大生協(本郷・駒場・柏キャンパス、医科学研究所)で6月末まで販売する。

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