学ぶ・知る

大塚の跡見大で「学祖没後100年シンポ」 女子教育の意義と未来を考察

スクリーンに跡見花蹊の肖像写真を写してのパネルディスカッション(過去の様子)

スクリーンに跡見花蹊の肖像写真を写してのパネルディスカッション(過去の様子)

 跡見学園女子大学(文京区大塚1)内のブロッサムホールで5月24日、没後100年を迎える学祖・跡見花蹊(あとみかけい)の教育理念をもとに女子教育の現代的意義を考えるシンポジウム「跡見花蹊が描いた夢を、私たちの未来へ」が開かれる。

花蹊の教育理念の現代的意義を考察する跡見大・西原麻里准教授

[広告]

 跡見花蹊は、東京に女子のための学校・跡見学校(現・跡見学園女子大学)を設立した教育者。画家・書家としても知られる。2026年は没後100年、設立から150年を迎える節目に当たる。

 当日は同大の森まり子学長の解題で始まり、成蹊大学文学部の今田絵里香教授が「明治期の女学生と女学生文化」を、跡見学園女子大学文学部の植田恭代教授が「跡見花蹊の心と教育」を、花蹊記念資料館館長の栗田秀法教授が「跡見花蹊の教育理念の現代的意義」を、松井慎一郎文学部長が「跡見花蹊を支えた人々」を、それぞれ報告する。後半は学内外の研究者によるパネルディスカッションを行う。

 花蹊記念資料館の企画展「没後100年 跡見花蹊」の一部を特別展示し、画家・書家・教育者としての歩みを紹介する。特別展示は29日まで(10時~16時、最終入場15時30分)。

 シンポジウムを企画し、当日はコーディネーターを務める同大文学部現代文化表現学科の西原麻里准教授は「花蹊は良妻賢母思想に縛られず、当時の女子に必要な教育を問い続けた。個性を重視するその理念は、現代においてジェンダー規範を脱却する女子教育の実践の軸となる」と話す。西原准教授は「当シンポジウムは、女性たちがこの社会でどのように自分を大事にして生きられるかを考える場になる。現代と未来を生きるヒントを得てほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は13時~15時30分(12時30分開場)。定員150人。参加無料。申し込みは5月17日まで、フォームで受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース