ホテル椿山荘東京(文京区関口2)で5月17日、「ほたるの夕べ ディナービュッフェ」が始まった。
ホタルを観賞する「ほたるの夕べ」は、1954(昭和29)年に藤田観光の創業者・小川栄一の「東京の子どもに蛍を見せたい」という思いで始まり、今年で72年目を迎える。ゲンジボタルは5月中旬から6月下旬ごろまで庭園内で飛翔(ひしょう)し、成虫として飛ぶ期間はわずか1~2週間。2000(平成12)年から専門家指導の下で庭園内での産卵から飛翔まで生息できる環境づくりに取り組んでいる。
今年は例年より早く、5月8日の夜に初飛翔を確認した。同ホテルマーケティング支配人の上田裕三さんは「過去15年でおそらく最も早い。温暖化の影響もあるかもしれないし、昨年、庭園の小川の清掃に力を入れたことも効果があったのかもしれない」と話す。
ビュッフェでは現在、にぎりずし、サーロインローストビーフのライブキッチン、目の前で仕上げる栗のモンブランなどが登場しており、食事後はホタルが舞う庭園の散策も楽しめる。
同ホテルマーケティング商品造成担当の武村美紀さんは「庭園の閉園後、23時以降に静かなホタル観賞を楽しめる1日3組限定のプランを用意した」と話す。「プライベートホタルナイト」(夕朝食付き)は5月23日から6月7日まで。限定のオリジナルクッキー缶「ふきよせ~蛍~」は5月16日から、ショップで販売する。
ほたるの夕べディナービュッフェは、18時~20時、18時30分~20時30分、19時~21時の3回制で特定日開催。料金は、大人=1万4,200円(月曜~木曜)・1万6,300円(金曜~日曜)、小学生=6,700円、幼児=4,100円。6月30日まで。