東京ドーム(文京区後楽1)で開催されていた「ふるさと祭り東京2019 日本のまつり・故郷の味」で最終日の1月20日、「第10回全国ご当地どんぶり選手権」の結果発表が行われた。

グランプリ・観光庁長官賞を受賞した「のどぐろ丼」出雲 日本海（島根県）

　全国各地の伝統の「祭り」や「ふるさとの味」が一堂に集まる同イベント。今年は1月11日～20日の10日間行われ、42万4401人が来場した。11回目となる今回の開催で累計入場者数は400万人を突破した。

　過去の選手権で2度のグランプリ受賞を果たした3つの「殿堂入りどんぶり（殿丼)」も参戦し、過去最大規模となった計18の丼による選手権を制し、島根県の「のどぐろ丼」がグランプリ・観光庁長官賞を受賞した。

　準グランプリは鹿児島県の「志布志発 かごしま黒豚三昧」、3位は北海道の「十勝牛とろ丼」、4位は山形県の「米沢牛ステーキ丼」、5位は青森県の「八戸銀サバトロづけ丼」が、それぞれ受賞した。

　グランプリを受賞した「出雲 日本海」の加田義憲さんは、「初出場だった昨年は入賞することもできず悔しい思いをした。平成最後の戦いに挑むため、たくさんの方々に相談しサポートしていただいた。ノドグロを東京に届けてくれた地元の方々や、応援してくれたお客さまに感謝したい」と話した。

　ふるさと祭り東京実行委員会の岡崎慎・総合プロデューサーは「10日間で非常に多くの方に日本の素晴らしい文化であるお祭りやご当地の味をご紹介できた。今度はそれぞれのご当地へ足を運んで、お祭りや本場の味を体感していただければ」と呼び掛ける。同イベントは2020 年も開催予定。