文京・関口の「我楽田工房ギャラリー」(文京区関口1)で3月7日、ガラス作家Galass&Art MOMOさんの個展「TEA TIME」が始まった。
Glass&Art MOMO solo exhibition 「TEA TIME」入口の様子
イタリアでガラス工芸を学んだGalass&Art MOMOさんは、ガラスの作品作りを始めて14年。早稲田に工房を持ち、フュージングという技法でガラスに色や模様を焼き付けたり、ステンドグラスの技法でガラスを組み合わせたりするなどしてアーティスティックな作品を生み出している。「明かり」をテーマにした個展は今回が初めて。
「ガラスはちょっと冷たい感じの素材だが、私はそれで温かくてやさしい作品を作りたい」とGalass&Art MOMOさん。「明かりも温かさの一つ。温かい時間を過ごしてもらいたいという思いで今回の個展に『TEA TIME』のタイトルを付けた」とも。
会場には新作のランプが並ぶほか、水を入れると色が付いているように見えるステンドグラスの花瓶や、フュージングで着色したガラスの皿、色ガラスを素材にしたアクセサリーなども展示している。
元印刷工場を活用した同ギャラリーは窓の無い白い壁が特徴。3月31日には、同ギャラリーを拠点に早稲田江戸川橋かいわいで開かれるアートイベント「神田川アートブロッサム」の一環として、Galass&Art MOMOさんによるガラスを使ったキャンドルホルダーやアートフレーム作りのワークショップもある。
開催時間は11時~18時。入場無料。今月11日まで。