東京ドームシティ(文京区後楽1)黄色いビル1階に3月15日、キャビンスタイル・ホテル「ファーストキャビン 東京ドームシティ」がオープンした。
「コンパクト&ラグジュアリー」をコンセプトに、飛行機のファーストクラスをイメージしてデザインされた同施設。一般のホテルに比べると低料金で利用でき、「カプセルホテルより快適に過ごせる」キャビンスタイルが特徴。客室は「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「プレミアムエコノミークラス」の3タイプのキャビンがあり、ファーストクラスとビジネスクラスは、立って入室できる2.1メートルの高さを確保。ファーストクラスにはサイドテーブルもある。全てのキャビンにテレビも備え、Wi-Fiも使える。
男性専用と女性専用のエリアに区切られた客室へは別々のセキュリティーゲートから入室。女性の一人客などにも配慮する。男女共有エリアにある宿泊者専用ラウンジは、東京ドームで行われた催事後の交流の場になることも想定している。
大浴場にコインランドリーを併設するほか、パウダールームには基礎化粧品やヘアアイロンなども用意。小林功支配人は「東京ドームには幅広い層のお客さまがお越しになるので、多様なニーズにきめ細かく応えられるよう準備を整えている」と話す。
同ホテルは、東京ドームシティの南西側玄関口となる同エリアの再開発プロジェクトの一環で誘致した。同じ建物内に屋内型スポーツ施設やミュージアム、レストランなども併設している。
チェックインは16時、チェックアウトは9時。宿泊料金はシーズンや曜日によって異なるが、開業記念プランでは、エコノミークラス=4,500円、ビジネスクラス=5,500円、ファーストクラス=6,500円。