東洋文庫ミュージアム(文京区本駒込2、TEL 03-3942-0280)で5月3日~5日、中庭の「シーボルトガルテン」を開放し「インディアン・ビアガーデン」が開催された。
昨年のゴールデンウィーク期間に企画展「ハワイと南の島々展」に合わせて1日のみ開催した「ハワイ・デー」が好評だったことから、今年は3日間に拡大して開催した。今回は、現在開催中の企画展「インドの叡智展」にちなんで、インドカレーやタンドリーチキンなどを提供した。
ビールやソフトドリンクを片手にインド舞踊を鑑賞した来場者からは「都会の中でゆったりした休日を楽しめた」「ミュージアムでビアガーデンを楽しめてうれしい」などの声が上がっていた。
4日は、東インドのフォークダンス披露のほか、踊りやすい振り付けの会場向けレクチャーもあり、来場者が輪をつくって踊る場面も見られた。
担当学芸員の篠木由喜さんは「展示を見てインドに親しむだけでなく、食べて踊って、身体でインドを感じるイベントになった」と話す。「昨年のハワイデーから始めたゴールデンウィークの一風変わったビアガーデンイベント。『ゴールデンウィークの東洋文庫は面白い!』と定着するよう、毎年続けて行きたい」とも。
企画展「インドの叡智展」は5月19日まで。