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文京・西片で現役声優による「絵本の読み聞かせ」ワークショップ 浅田飴が企画

会場の様子

会場の様子

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 文化シヤッターBXホール(文京区西片1)で5月5日、「浅田飴」(千代田区鍛冶町2)が「こども読み聞かせ会」を開催した。

「浅田飴」の堀内邦彦社長と声優の愛河里花子さん、折笠富美子さん、かかずゆみさん

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 「浅田飴」は1887(明治20)年の創業以来、「声」に関連する文化・芸能・スポーツ事業を通じて、「楽しい声やまちのにぎわい」を応援する活動を展開している。昨秋は創業地にある神田明神で「こども落語会」を開くなど、これまでさまざまな子ども向けイベントを開催してきた。

 この日は「こどもの日」に合わせ、初の試みという、声優による「絵本の読み聞かせ会」を行った。アニメ「ドラえもん」のコラボ商品発売をきっかけに企画したという。

 会場では、現在「ドラえもん」でしずかちゃんの声役を担当している「かかずゆみ」さん、「ポケットモンスター」のコダックや「かいけつゾロリ」のイシシの声役などを務める愛河里花子さん、「チェブラーシカ 動物園へ行く」のチェブラーシカの声役などを務める折笠富美子さんが登壇。「こどもの日」の解説や絵本の読み聞かせを行った後は、スクリーン人形劇「田舎のねずみと都会のねずみ」を披露した。

 参加者の子どもたちによるアフレコ体験もあり、「大きなかぶ」の読み聞かせ実演では、浅田飴の堀内邦彦社長が子どもたちに混じって出演する一幕もあった。

 声優の愛河さんは「子どもたちには、絵本の読み聞かせや人形劇を『見る』だけでなく、大きなかけ声や声優体験、劇の飛び入り出演など『参加型』でおはなしの世界を味わってもらった。出演者も子どもも保護者も、セリフと笑いで声と腹筋をたくさん使ったのでは」と振り返る。

 参加した保護者は「声優さんの迫力ある演技を近くで見られ、子どもたけでなく大人も引き込まれた」「堀内社長も出演され、浅田飴を身近に感じて楽しめた」「入退場自由で、ロビーでも遊べる空間があって楽しめた」などと話していた。

 イベント担当者の小杉寛之さんは「終始子どもたちの笑顔であふれ、こちらが元気をいただいた。時候の歴史や遊びを親子で体験していただき、声を出して読むことの楽しさを感じていただけたならうれしい。今後も子どもたちの楽しい声やまちのにぎわいを応援していきたい」と話す。

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