全国の祭りと300を超えるご当地の味が一堂に集まる「ふるさと祭り東京2020 日本のまつり・故郷の味」が1月10日、東京ドーム(文京区後楽1)で始まった。
今回で12回目となる同イベント。「お祭りひろば」には「黒石よされ」(青森県)が初登場。跳人(はねと)の演舞と共に山車を引き回す「青森ねぶた祭」(同)や、46個のちょうちんが付いた重さ50キロの竿燈(かんとう)を自在に操る「秋田竿燈まつり」(秋田県)など東北地方を代表する祭りから、巨大な山車を約150人の男衆が担ぎ上げる四国三大祭りの一つ「新居浜太鼓祭り」(愛媛県)や、「高知よさこい祭り」(高知県)、「沖縄全島エイサーまつり」(沖縄県)など、全国各地から20を超える団体が集まり、日替わりで会場を盛り上げる。
300を超えるご当地グルメを集めた「にぎわい市」では、ウニ・イクラなどの海鮮やブランド牛などから、全国各地の伝統料理やご当地麺など話題のグルメまで幅広く取りそろえる。
11回目を迎える人気コーナー「全国ご当地どんぶり選手権」は、前年上位のシード丼3種「のどぐろ丼」(島根県)、「志布志発かごしま黒豚三昧(ざんまい)」(鹿児島県)、「十勝牛とろ丼」(北海道)と、10月の予選会を勝ち抜いた11種の計14種が出場し、来場者による食べ比べ(1杯500円)と投票で「ナンバーワンご当地丼」の座を競う。過去2度のグランプリ受賞に輝く「うにめし丼」(北海道)と「八戸銀サバトロづけ丼」(青森県)の2つも「殿堂入りどんぶり(殿丼)」として出店する。
全国の名店が集う「ご当地スイーツマルシェ」には、アジア唯一のイタリアンジェラート大使の「マルガージェラート」(石川県)など10店が並ぶ。ご当地食材を使ったスイーツや人気メニューに好みのフレーバーやトッピングを選べる同イベントだけのカスタムスイーツが楽しめる。
新企画「ストラップおちょこ」を片手に、各地の日本酒とおつまみを少量ずつ楽しめる「“ちょこ”っと呑(の)みつま横丁」や、ご当地麺30種を販売する「イケ麺スタンプラリー」などもある。全国各地の人気ベーカリーが集う「ふるさとパン祭り」も会期中全日程で開催し、日替わりで17店舗が出店する。
開催時間は10時~21時(19日は18時まで、入場は閉場の30分前まで)。入場料は、当日=1,800円、前売り=1,600円。今月19日まで。