つるしびなを展示する「春の装飾~つるし飾り」が1月27日から、文京・湯島の東京ガーデンパレスで始まる。
今年で2回目となる同展示。千葉県市原市在住の安田一恵さんと鬼澤奈美江さんが年間を通じて作成したつるしびなが同館ロビーを彩る。縁起物の鶴やタイなどをモチーフにした物をはじめ、今年のえとネズミをかたどったつるしびなを展示する。
展示プロジェクトリーダーの木村淳子さんは「せっかく丹精込めて作られた作品を、単に飾るだけでは物足りない、ここで飾らせていただくならではの何かを検討したいと、職員6人ほどでプロジェクトを組み、企画からデザイン、設営までを担当した」と話す。「今年の展示テーマは枯山水。最近はさまざまな地域でつるしびなが注目されているが、ほかでは味わえない当館オリジナルのつるしびな展示を楽しんでいただけたら」と木村さん。
期間中、連携企画として「新潟物産展」も開催する。東日本大震災と栄村大地震の復興を祈念して、同館が新潟県津南町、十日町市、越後湯沢市のそれぞれに3つのつるしびなをディスプレーした縁でつながった企画といい、へぎそばなどの特産品のほか、ご当地のつるしびなも販売する。
つるしびな展示は3月31日まで。「新潟物産展」は、前期=2月24日・25日、後期=3月25日・26日、開催時間は11時~16時。入場無料。