文京・本駒込の民間学童保育「こどもの森せんだぎ」(文京区千駄木5、TEL090-5379-2407)が3月2日から、小学生の一時預かりを始める。
今年4月の開設に向けて準備を進めている同施設。3月2日からの区内一斉休校を受け、3月2日から25日まで、「緊急一時預かり対応」を実施する。定期利用の登録者に限らず受け入れる。原則、居住地域の条件も設けない。
同施設を運営する「ペタゴー」社長の横張寿希さんは「保育園・幼稚園・学童保育などではカバーできない家庭は多く存在していると思う。子どもの居場所がなくなることは、子どもの安全のみならず、遊びを通した学びの機会や他者とのコミュニケーション空間もなくなること。子どもの将来に悪影響を及ぼさないためにも、民間レベルでできることはすべてやりたい」と話す。
「デンマーク流」アクティブラーニングを導入し、自主性や社会性といった「非認知能力」の獲得を目指す同施設。「社名の『ペタゴー』の語源『ペタゴギック』は、一人一人の個性を見抜いて個性にあわせた支援をするという意味。第二の自宅と感じていただけるよう、温かくアットホームな雰囲気づくりにも力を入れたい」と横張さん。
通常は、メンバー会員登録料=2万5,000円、週1日コース~週5日コース=月額9,800円~3万3,000円、1日スポット利用=6,000円、長期休暇などにも対応する。