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文京・関口のコミュニティースペースでキッズプログラム 「Tsumugi×我楽田kids工房」

我楽田工房のエントランス

我楽田工房のエントランス

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 コミュニティースペース「我楽田工房」(文京区関口1、TEL 03-6228-0051)で3月2日から、こども向けプログラム「Tsumugi×我楽田kids工房」が期間限定で開催されている。

パン教室Tsumugiの姉妹

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 新型コロナウイルス感染拡大による一斉休校を受け、同スペースでパン教室を運営するTsumugi(つむぎ)さんと我楽田工房が企画した。

 我楽田工房は、飲食店営業と菓子製造業の認可を受け、昨年から「木のキッチンのあるレンタルスペース」としても運営している。Tsumugiさんは同スペースで定期的にパン教室を開いているが、コロナウイルスの流行により、3月の教室開催を中止した経緯がある。

 Tsumugiさんは「休校が発表された時、社会のことよりも先にわが子をどうしようと思った。自習できる場所があればいいが、図書館も利用できなくなった。それならばパン教室のキャンセルで空いたこのスペースを使わせてもらおうと考えた。友人に声をかけたところ、目をうるませて喜んでくれた。うれしいことではあるけれど、そのくらいみんな困っている」と話す。

 同スペースを運営する横山貫敏さんは「給食と学童的機能を持ったカフェのイメージ。公共施設が使えない今、民間だからこそできる活動だと思う。この場所は地域交流スペース。困っている時に役立つ場になれてうれしい」と話す。「プログラム参加者だけでなく、オフィスに来る人にも予防をお願いし、細心の注意を払っている」とも。

 プログラムは10時から15時半まで、大人が常駐する環境で、子どもたちは各自の教材や学校の課題に取り組む。近隣の主婦が絵本のワークショップを行ったり、大学生ボランティアが勉強を教えたりする場面もある。13日は元家庭科の先生によるポリ袋でご飯を炊く防災ワークショップを行った。昼食はTsumugiさんが提供する。厚生労働省の児童館向け指導を参考に、マスク着用の義務づけなど、感染予防にも注意を払う。

 今後の開催予定は、3月30日・31日。

 参加費1,200円(ランチ付き)。定員10人。参加希望日の3日前までに電話で申し込む。

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