「第13回ねこまつり at 湯島~猫でつなぐ湯島のまち~」が文京・湯島で9月15日に始まる。
清水坂から三組坂周辺の地元店から成る実行委員会が主催する同イベント。毎年2月と9月の年2回の期間中、猫にまつわるグッズ販売や期間限定メニューの提供などにより湯島地域を「猫だらけ」にする。「王冠印雑貨店」(文京区湯島3)の海老原久美さんが発起人となり、2015(平成27)年9月に3店舗でスタートし、13回目を迎える今回は15店舗が参加する。
参加店舗の利用や商品購入により押されるスタンプを集めると「ねこまつり通貨・ニボシー」がもらえるスタンプラリーや、妻恋神社(湯島3)によるねこまつり限定「猫御朱印」の頒布(初穂料300円~)、さまざまな猫グッズのクリエーターによる展示即売会「ねこまつりフェスVol.4」(10月3日)などの企画がある。東京ガーデンパレスホテル(湯島1)では、猫をテーマにしたコース料理と同イベント裏方スタッフによるトークショーを楽しめる「にゃいとパーティー」(10月9日)や、「ねこまつり宿泊プラン」(期間中毎日)を用意する。
本と雑貨の店『Bookstore&Gallery 出発点』(湯島2)とアートとハンドクラフトの店『Matamata』(同)の2店の初参加もある。
定番の人気企画「ねこまつりツアー」は、新型コロナウイルス対策のためオンラインで開催する。
海老原さんは「初参加の2店のほか、毎年9月のみ参加する『東京スイーツ&カフェ専門学校cocotte』(本郷3)の店もオープンするので、リピーターの方にとっても新しい発見があると思う」と話す。「このような状況下なので、湯島まで足を運ぶのが難しい方は、オンラインでバーチャルな店巡りを体験したり、家に居ながらにして各店舗のアイテムを入手できるオンラインツアーに参加したりと、それぞれの状況に応じていろいろな楽しみ方をしてもらえれば」とも。
事前予約制のプログラムや参加店の情報は「ねこまつり」のホームページで確認できる。10月10日まで。