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湯島・仲町通りでアーツイベント 歓楽街の路上を回遊

街灯に着脱テーブルを設置する上野・湯島発の「ガイトウスタンド」プロジェクト

街灯に着脱テーブルを設置する上野・湯島発の「ガイトウスタンド」プロジェクト

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 歓楽街回遊型イベント「アーツ&スナック運動~ガイトウで文化を味わう三日間」が10月22日~24日、湯島3丁目から上野をつなぐ仲町通り周辺で行われる。

アーツ&スナック運動~ガイトウで文化を味わう三日間

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 商店街の街灯をスタンドテーブルに見立てた「ガイトウスタンド」を回りながら、さまざまな文化体験を展開する。

 「アーツ&スナック運動」は、コロナ禍の影響を受ける飲食店を支援しようと、上野・湯島地域の商店会とビルオーナー、文化資源を活用したまちづくりを実践する専門家有志、東京大学都市デザイン研究室が連携して2019(平成31)年に始めた取り組み。同年9月に元スナック店舗の空き物件でアートや伝統文化を楽しむ「歓楽街回遊型アーツイベント」を行ったほか、2020(令和2)年10月には街灯に着脱式のスタンドテーブルを付けて飲食を楽しむ「ガイトウスタンド」を行った。

 今回は、ガイトウスタンドを使った写真展を行う。オペラ上演団体「Camerata Project(カメラータ・プロジェクト)」が2020(令和2)年12月に上演した野外パフォーマンス「雁」の風景写真と、森鴎外の言葉をちりばめたオリジナル脚本を特別展示する。

 期間中、仲町通り周辺のスナックビルの屋上を少数限定で案内するツアー企画「ルーフトップツアー」や、地元の老舗組紐店「有職組紐道明」提供のくみひも体験や、老舗呉服店「きもの池之端藤井」による、手ぶらで参加できる半幅帯結び体験なども行う。イベント内での飲食提供は行わない。

 同大学院工学系研究科都市工学専攻助教の永野真義さんは「不忍池のほとりの町として、歴史に裏付けられた文化性と豊かなナイトライフを取り戻そうというのがテーマ。アーツを楽しみながら街角や屋上、窓のあるスナックをめぐることができる。心地よい『しのばず文化の風』を感じていただければ」と話す。

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