ホテル椿山荘東京(文京区関口2、TEL 03-3943-1140)は5月20日、地元文京区の小学生約100人と保護者ら約200人を招待し「ほたる鑑賞会」を開催した。
文京区の小学生の総合学習の一環として今年1月に実施した「ほたるの幼虫放流式」で小学生自らが同ホテル庭園内に放流したホタルの幼虫が、成虫となって光り舞う姿を鑑賞した。
同ホテルは、2000年より専門家の指導の下、庭園に湧き出る地下水を生かした環境整備を行い、ゲンジボタルが産卵から飛翔(ひしょう)まで生息できる環境作りに取り組んでいる。今月16日には、今年初めてのホタルの飛翔が観測された。
同ホテル販売支配人の荒川さんは、「ホタル飛翔のピークは6月上旬ごろを見込んでいる。庭園内を乱舞するホタルをご覧いただければ」と話す。
ホタルの飛翔に合わせて現在、同ホテルでは「ほたるの夕べ~光きらめくマリアージュの季節~」として、期間限定の宿泊プランやディナープランなどを提供している。
「ほたるの夕べディナーブッフェ」(大人=月~木9,800円、金土日10,500円)では、ホタルの光をイメージして盛り付けた前菜や、ローストビーフ、フォアグラ丼、ホテル名物の米ナスのシギ炊き、アワビと帆立の酒蒸しなど約50種の和洋食を用意。そのほか、6月17日・19日には、ジャズライブとフランス料理コースを提供する「ほたるとスタンダードジャズを楽しむ夕べ」(大人=15,500円)を開く。
ディナー・宿泊プランや各レストランの特別メニューは6月30日まで。