養源寺(文京区千駄木5)境内で3月3日、「養源寺マルシェ」が開催される。主催は「みらふぃる」。
地域活動の場として境内を開放している同寺院の近隣有志がつながり生まれた同イベント。こども食堂やヨガなどの活動からリサイクルフリーマーケットが始まり、子どもたちによる「SDGsフリマ」と合同イベントを開催するなど、回を重ねるごとに規模を拡大してきた。7回目の今回は、区内での多くの地域イベント開催経験を持つ「みらふぃる」が運営を担当する。
当日は、境内にテーブル形式で約20ブースを並べる。「年齢・性別・障がいの有無を問わず集まれる場所」をコンセプトに活動する「コドモカフェ・オトナバー Tummy(タミー)」(千石3)が就労継続支援のクラフト作品を販売するほか、就労継続支援「てまり」(葛飾区新小岩1)、ハンドメード材料店「フレンチスタイルジュイ」(台東区上野桜木1)、エディブルフラワー(食べられる花)とハーブの専門店「やぐるまSAMI(サミ)」(豊島区南大塚1)などが商品販売を行う。
3Dプリンタで博物館の標本の骨格レプリカを製作し、街中に出張展示することで標本や博物館への関心を高める活動を続けている「路上博物館」(本郷2)は、哺乳類の3D頭骨モデル3種類を展示する。今回は、パンダ、ライオン、シマウマの骨格レプリカを触って鑑賞する機会を提供する。
みらふぃる代表の今川智広(ちひろ)さんは「森のようなお寺の境内で、あらゆる世代が集まり、楽しみ憩(いこ)うマルシェにしたい」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天中止。