日吉下田グラウンド（横浜市港北区日吉本町2）で7月26日、東京都社会人サッカーリーグ1部第8節が行われ、LB-BRB TOKYOがCERVEZA FC東京に2対1で勝利した。

試合のワンシーン

　LB-BRB夏の4連戦の2戦目。相手は昨年度、2対4で敗北を喫しているCERVEZA FC東京。都内各地で猛暑日が記録される中でのリベンジマッチとなった。

　前節同様、LB-BRBは開始早々にチャンスを作る。開始1分にFW砂川がゴール前で倒され、フリーキックを得る。これを自ら狙うも相手GKのファインセーブで得点を奪えない。その後も前半12分、同19分と立て続けに文京が攻め込みゴールを狙うが、いずれもゴールネットを揺らすことはできない。

　LB-BRBペースかと思われた試合は同27分、左サイドの突破を許すとゴール前へセンタリングを上げられ、そのまま相手FWが技ありのボレーシュート。一瞬の隙を突かれて、先制点を与えてしまう。それでもLB-BRBは同30分、MF黄からの柔らかい浮き球のセンタリングをFW三浦が相手GKに競り勝ちゴールに押し込み、即座に同点に追いつく。前半はこのまま1対1で折り返す。

　後半は一進一退の総力戦。その中でLB-BRBは60分、右サイドからパスをつないで最後は砂川が決め、逆転に成功する。暑さで体力を奪われながらも、LB-BRBは最後まで集中力を切らさず2対1のまま試合終了。真夏の連戦で2連勝を飾った。

　この日ゴールを決めた三浦良介選手は「昨年、一昨年と敗れた相手に対して勝ち切れたことが率直にうれしい。猛暑の中、しっかりと走り勝てた経験は、チームとしても自信につながると思う」と話した。同じくゴールを決めた砂川優太郎選手は「勝つことができてよかった。気を引き締めて、3連勝目指して頑張りたい」と次節へ向け意気込んだ。福田雅監督も「この猛暑の中、最後までよくやったと手放しに褒めてやりたい」と選手をたたえた。

　LB-BRB TOKYOの第9節は、フクダ電子アリーナで8月2日、同リーグ2位（7月26日終了時点）の東京海上日動サッカー部と対戦する。