日吉下田グラウンド（横浜市港北区日吉本町2）で7月19日、東京都社会人サッカーリーグ1部第7節が行われ、LB-BRB TOKYOがHBO東京に2対1で勝利した。

試合に挑む選手たち

　LB-BRBにとって、これから始まる夏の4連戦の初戦。現在リーグ得点王（15得点）の元鹿島アントラーズの佐々木を擁するHBO東京との対戦となった。

　前半は両者ともにチャンスを作るが、ゴールまでが遠く接戦が続いた。LB-BRBは開始1分、フリーキックのチャンスを得るが相手GKがセーブ。HBOも前半5分にコーナーキック、同8分にフリーキックのチャンスを作るが、LB-BRBのDF陣が跳ね返し、ゴールを許さない。LB-BRBのMF黄大俊が「試合開始からミスが多く、みんなのプレーがなかなかかみ合わない難しい試合だった」と試合後に振り返ったように、厳しい展開が続いた。

　試合が動いたのは後半開始直後。50分にLB-BRBがDF大和田、FW中川、MF川越とつなぎ、最後は黄大俊が豪快なダイレクトボレーを決め、華麗なパスワークからゴールネットを揺らして先制点を得た。続く61分にも、FW砂川のフリーキックをファーサイドDF大山が折り返し、再び黄大俊がボレーシュート。ボールはバーをたたいたが、こぼれ球をDF浅海が押し込み追加点を挙げた。

　LB-BRBは65分にゴール前でHBOにフリーキックを与えて1点を返され、試合が一気にHBOに傾きかけた所で、LB-BRB は68分にMF川田に代わりFW三浦を投入。前線から圧力をかけ、HBOに傾きかけた流れを引き戻す。試合はその後も一進一退のまま2-1でホイッスル。LB-BRBが勝ち点3を獲得、リーグ戦無敗をキープした。

　試合後、この日得点を決めた浅海友峰選手は「何としても勝ちたい4連戦の初戦を勝てて良かった。しっかりと全員で準備し、残り全試合勝利を目指して頑張りたい」と次節へ向け意気込みを見せた。大和田達選手は「チームとして守備は集中してできていた」と試合を振り返り、福田雅監督は「ディフェンス陣の頑張りを褒めてやりたい」とDF陣をねぎらった。

　LB-BRB TOKYOの第8節は、日吉下田グラウンドで7月26日、同リーグ7位（7月19日終了時点）のCERVEZA FC東京と対戦する。