千駄木の「和菓子薫風(くんぷう)」(文京区千駄木2、TEL 03-3824-3131)で4月19日、和菓子作り体験教室が開かれる。
同教室は毎月定期的に開かれており、四季折々の上生菓子2~3種を作る。1日2回の開講で、それぞれ内容が異なり、1部(15時~)は2種の上生菓子を作り、日本酒1種と持ち帰り用の包材が付く。2部(18時30分~)は3種の上生菓子を作り、日本酒2種・おにぎり・おかず・漬物・持ち帰り用の包材が付く。完成した和菓子は店内で日本酒とともに試食ができる。お酒が苦手な人にはお茶を用意する。
同店では、和菓子と日本酒のマリアージュ(最高の組み合わせ)を提案しており、同教室の試食の際にもお茶ではなく日本酒を提供する。店内喫茶では常時30~40種類ほどの日本酒を取りそろえている。季節によっておいしく味わえる日本酒を店主自ら蔵元へ訪れ選んでいるという。
店主のつくださちこさんは「和菓子作りの体験教室は、昨年から海外のお客さまからの問い合わせや参加希望が増えてきた。日本の文化に少しでも近づけるお手伝いができれば」と話す。
店頭で販売する和菓子は、瀬戸内岩城島産レモンのコンフィを使った「レモンどら焼き」(300円)をはじめ、コリアンダーシード・カルダモン・オレンジピールに3種類のドライフルーツが入った爽やかな風味の「スパイスの白ようかん」(500円)、3種類の豆を塩水で戻して蒸した豆を黒糖の風味をつけた生地の中に入れた「塩豆の黒糖ようかん」(500円)など、日本酒と一緒に楽しめるという和菓子が並ぶ。
同教室の参加費は、1部=4,320円、2部=6,480円。営業時間は、水曜~金曜=13時30分~20時、土曜・日曜=13時30分~19時。月曜・火曜定休。イベントの申し込み・問い合わせは同店のWebサイトで受け付けている。