特集

関東1部リーグ 2019-2020 東京ユナイテッドFC 特集 6 ♯19 塚本純平選手

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 小石川運動場(文京区後楽1)をホームグランドとし、文京区を中心とする特別区を本拠地とする社会人サッカークラブ「東京ユナイテッドFC(フットボールクラブ)」。23区内にホームスタジアムを持つチームとしては初となるJリーグ加入を目指し活動している。激しい戦いに挑む選手たちの素顔を紹介していく。

 6回目は行政書士として働きながら、東京ユナイテッドFCでプレーする塚本純平選手。

行動の意図を探るようになった

───塚本選手は行政書士とお聞きしました。きっかけを教えてください。

 高校生の時に海外でサッカーを見る機会があって、その時にいろいろな人に助けてもらった経験が大きいですね。自分も誰かの最初の第一歩を手助けできるような、誰かの0を1にする仕事に就きたいと思いました。

 今の僕の仕事は、まさに最初の一歩を手助けする業務をしていて、物件や民泊が行政の許可に至るまでのサポートをしています。9時の出社の際に直接現場に向かい、物件の調査をすることもありますね。その後は会社に戻って、お昼を食べるというスケジュール感です。食べるものにも気をいて、自分でおにぎりを作って持ってきたり、外食でもバランスに気をつけたたりして、コンディションを整えています。仕事が終わるのは大体19時とか19時30分。職場は秋葉原にあるので、すぐに練習に参加しています。

───どのようにしてチームへの参加に至ったのですか?

 東京ユナイテッドFCへは東京で働くと決まった時に合流しました。それまでは(ジョイフル本田)筑波FCでサッカーをしていたのですが、(東京ユナイテッドFCは)リーグ戦で対戦した時にすごく強かったので、そのチームでプレーできているのはうれしいことだと感じています。

───仕事で気をつけていることはありますか?

 まずは仕事を早く終わらせるっていうところですね。基本的に19時の終業で練習に向かうので、17時以降からはあまり新しい仕事をしないようにしています。引き受けても終わらなかったら意味がないので。もしも業務が残ってしまった場合は、朝早く出勤してこなしています。

 あとはお客さんなどの対応です。どういう風にコミュニケーションを取ればいいのかという点はサッカーに通じる部分もあると思っています。どういう考えでプレーしようとしているのかなど、行動の意図をくみ取るようになりました。

釣りだけでは飽き足らない!? メバル仕留める、銛の一突き

───釣りが好きだと聞きました。

 そうですね、中学校のころ、バス釣りにハマったことがきっかけで、海でも釣りをしていました。最近は友達と銛(モリ)で魚を捕まえています。

───銛?槍のような道具ですね?

 はい。友達とよく釣りに行っていたのですが、次第に「次は銛(もり)でしょ」ってなったんです。サバイバルが好きな友達が多いんですよね(笑)。

 秋ごろまではウエットスーツを着てやっています。今年の夏にはメバルと、ほかにも名前が分からない魚を何匹か捕りました。近くでバーベキューをしていたので、とりあえず煮て食べてみましたが、やっぱりメバルが一番おいしかったです(笑)。

───コツなどはあるのでしょうか?

 やっぱり時間帯でしょうか。釣りにしても銛にしても、朝の4時ごろが一番採れますね。あとは魚が隠れられる岩場があるかどうかや波のない日。波の有無の重要性は銛をやっていると特に実感できます。大事なのは時間帯・場所・波、この3つだと思いますね。

何事も精一杯やり尽くしたい

───最後に目標を教えてください。

 昇格することですね。それが本当に全てなので。仕事面では、行政書士のテストが近々あるので、それに受かることも目標です。仕事も、サッカーも、銛も(笑)、とにかく全力で取り組んでいきたいと思います。

塚本純平(つかもとじゅんぺい)

1991年5月12日、神奈川県生まれ。身長178センチ、体重70キロ。茨城県出身。神奈川大学を卒業後、ジョイフル本田筑波FCなどでプレーを経て、東京ユナイテッドFCに入団した。

(文責=文京経済新聞・高橋昂希)

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