東京ドーム(文京区後楽1)は10月18日、「2016年度 東京ドームMVP賞」に読売巨人軍の坂本勇人選手が選ばれたことを発表し、表彰式を行った。
同賞は、東京ドームを本拠地とする読売巨人軍の中から、その年の東京ドームでの公式戦で最も顕著な活躍をした選手に贈られるもので、1980(昭和55)年に開設後、今年で37回目(1987年までは「後楽園MVP賞」)。
坂本選手は今シーズン、自身初となるセ・リーグ首位打者・最高出塁率のタイトルを獲得するなど、攻守において活躍。打率・安打数・盗塁数でチームトップとなる好成績を記録し、2009年以来2度目の受賞となった。坂本選手の東京ドームでの成績は、出場試合数64試合、打率3割3分9厘(227打数77安打)、本塁打11本、打点32、盗塁8。
表彰式に出席した坂本選手は「今回はタイトルも獲得できた上での受賞なので、大変うれしく思っている。ジャイアンツに入団して10年間で2回目なので、あと5回ぐらいは受賞できるよう頑張りたい」と話した。
受賞した坂本選手には賞金300万円が贈呈されるほか、受賞を記念した「スターメモリアルプレート」が、歴代受賞選手のプレートと共に東京ドーム内1階1塁側コンコースに展示される。