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駒込富士神社で山開き 「麦らくがん」求め遠方からも

露店でにぎわう境内

露店でにぎわう境内

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 駒込富士神社(文京区本駒込5)で6月30日、山開祭が始まった。

「麦藁蛇(むぎわらへび)」と「麦らくがん」

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 「駒込のお富士さん」の愛称を持つ同神社。富士山に見立てた富士塚の上に拝殿があり、江戸期の富士信仰の拠点の一つとなっている。

 富士山の山開きに合わせて行われる同祭礼は、現在30人ほどが在籍するという「富士講」が運営を担う。30日朝に「万灯回り」を終えた講員は境内で、疫病よけとして伝わる縁起物の「麦藁蛇(むぎわらへび)」(1,000円)や、富士山をかたどった「麦らくがん」(700円)を提供する。山開祭の期間限定で販売する「麦らくがん」は1200個を用意。遠方から求めて訪れる人もいるという。

 境内には100を超える露店が立ち、毎年3日間で5000人を超える来場者でにぎわう。
 同祭礼は7月2日まで。山じまいの祭礼「鎮火祭」も8月28日に行われる。

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