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文京・本郷の地域連携拠点「フミコム」で朝活、グラレコ講座始まる

本園さんがグラフィックレコーディングで表現した同講座コンセプト

本園さんがグラフィックレコーディングで表現した同講座コンセプト

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 文京区社会福祉協議会が運営する地域連携ステーション「フミコム」(文京区本郷4)で7月7日、「朝活」のための連続講座が始まった。

「フミコム」スタッフのW根本さんと、参加者の山田さん母娘

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 地域で活躍するための準備を応援する同講座、初めて「朝活」に取り組む同会が提案するテーマは「グラフィックレコーディング入門」。言葉と文字だけでは伝わらない思いをつなぐ新しいコミュニケーション方法を8月4日までの全5回で学ぶ。

 講師の本園大介さんは「物事を見える化することで感情に訴えることができ、対話が活性化するのがグラフィックレコーディングの利点。聞いたことを記録するだけでなく、ミーティングでの双方向のやりとりも行う『グラフィック・ファシリテーション』のスキルを伝えたい」と話す。企業勤務の傍ら区内大学にも籍を置き、グラフィックコミュニケーターの活動もしているという本園さん。同講座は本園さんにとっても「朝活」となる。

 同施設の他のイベントで同講座を知り参加した吉友安世さんは「地域のコミュニティーカレッジ修了生仲間でさまざまな活動に取り組んでいる。グラフィックレコーディングはミーティングなどに活用できそう。朝活にも以前から興味があったので、この講座をきっかけに早起きも習慣にしたい」と意気込む。
 通勤途中にある同施設に立ち寄ったことがきっかけという山田真央さんは母娘で参加。「初めての参加なので心細さもあって母を誘った。絵は得意ではないが、パッと見ただけで伝わるように描けたらいいな」と期待を寄せる。

 地域課題解決のための新たなつながりを築く場を提供する同施設。今年4月に開設1周年を迎え、日曜・祝日の開館も始めるなど新体制づくりを進めている。
 文京区社会福祉協議会・同施設担当の根本浩典さんは「今までの講座やイベントは平日夜や土曜の開催だったので、その時間帯に来られない人にも利用の機会を作ろうと『朝活』の場を設けた。『フミコム』らしく一般的な教養講座とは一線を画し、ビジネススキルにもなるし地域活動にも役立つグラフィックレコーディングを第1弾の企画にした」と話す。朝活に関する問い合わせは多く、同講座に続く朝活企画も現在準備検討中という。

 同施設では今月28日18時より、新たに地域活動に取り組みたい人のための交流イベント「第16回フミコムcafe~一歩踏み出す。出会う・つながる・見つかるcafe」も予定。参加無料。事前予約不要。

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