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文京・小日向のカフェが甘酒の新メニュー 夏季限定・フローズン甘酒も

夏限定メニューの「フローズン甘酒」

夏限定メニューの「フローズン甘酒」

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 文京・小日向のカフェ「Galleria Caffe U_U(ガレリア カフェ ユウ)」(文京区小日向4)が現在、甘酒を使った新しいカフェメニューを提供している。

「ガレリア カフェ ユウ」の民谷愛希子さん(左)、「武勇」の深谷篤志さん(中央)、民谷直幹さん(右)

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 ノンアルコールメニュー「米麹甘酒」(600円)は、茨城県結城市の蔵元「武勇」から直送。精米作業から造られる同品は砂糖を使わず米麹(こうじ)の酵素の作用による自然な甘さが特徴。

 同蔵元の深谷篤志さんは酵母を育てる傍ら甘酒普及も担う。「『甘酒』は夏の季語。江戸時代には夏バテ防止の栄養ドリンクとして飲まれたといわれるが、ビタミンやアミノ酸など栄養価に富むのでうなずける」と深谷さん。「人が介在しないとできない、丹念に育てた甘酒を多くの人に味わってほしいと考えていたところ、(同店店主の)民谷さんが思いもよらないレシピを考案してくれて驚いた」とも。

 同店では、クローブ・シナモン・オレンジピールと一緒に湯煎した「ほっと甘酒」(750円)や、9月中旬までの夏限定デザートメニューとして「米麹甘酒」をレモン果肉・果汁と一緒に凍らせた自家製ソルベとマンゴー果肉の盛り合わせ「フローズン甘酒」(700円)なども提供する。アルコールメニューには純米酒や甘酒を使ったカクテルもある。

 甘酒レシピをカフェメニューに取り入れたきっかけは、近隣に勤める常連客から同蔵元の純米酒を勧められたことから。民谷さんは「お客さまのご縁で新たなメニューが生まれたことはもとより、それをきっかけに人のご縁が広がるのもうれしい」と話す。

 同店は2006年10月のオープン以来、カフェを訪れる人が心豊かな人生を共有する場となることを目指し、月替わりの貸しギャラリーやイベント開催などを行い、多くの人が集まる「サロン化」に取り組んでいる。

 営業時間は12時~20時。水曜定休。

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