文京区湯島で現在、清水坂から三組坂周辺の地元店舗による「第5回ねこまつり at 湯島~猫でつなぐ湯島のまち~」が開催されている。
「王冠印雑貨店」(文京区湯島3)の海老原久美さんが発起人となり、「湯島の清水坂・三組坂かいわいににぎわいをつくりたい」と企画して3年目、5回目の開催となる同イベント。同店と同じく清水坂沿いに店を構える「ネコリパブリック東京お茶の水店」(湯島3)の徳永有可さん、「サカノウエカフェ」(湯島2)の町山友康さんと共に3店舗で始めたが、今回は10店舗が参加し物販やワークショップなどを行っている。
「サカノウエカフェ」、イタリアン「UN GATTO」、イギリス菓子「Lasy Daisy Bakery」、ベーグル専門店「Bagle Beaver」(以上、湯島2)がそれぞれ猫にちなんだ演出やオリジナルメニューの提供を行うほか、「王冠印雑貨店」では「こだわりの猫雑貨」特集、「ジュエリー ボーリンゲン」(湯島2)では猫をあしらったオリジナルアクセサリー販売とネイルサロンなどを展開している。
24日には、うどよし書道教室(湯島2)で「歌川国芳なぞり書きワークショップ」が、音楽教室Studioトリアノン(湯島2)でチャリティー・ミニコンサートと朗読会が行われた。同教室では「ぶんねこの会」による「考えよう、地域猫のこと」と題したミニセミナーと相談会などもあった。待ち時間なしで全店を回れる「ねこまつりツアー」も同日に開催され、多くの参加者でにぎわった。
海老原さんは「3店舗で始めたイベントも、開催ごとに参加店が増え、次第にまちのにぎわいが感じられるようになった。この期間を目指して再訪してくれる方も増え、イベントが定着しつつあることがうれしい」と話す。
期間中、参加店のうち3店舗の利用でオリジナルグッズを進呈するスタンプラリーも開催。9月30日・10月1日には近隣の東京スイーツ&カフェ専門学校(本郷3)の学生らによるオリジナル猫スイーツの販売も行う。
10月1日まで。