文京区湯島で2月6日、「第6回ねこまつり at 湯島~猫でつなぐ湯島のまち~」が始まった。清水坂から三組坂周辺の地元店から成る実行委員会の主催。
「王冠印雑貨店」(文京区湯島3)の海老原久美さんが発起人となり、「湯島の清水坂・三組坂かいわいににぎわいをつくりたい」と企画した同イベント。昨秋に続き6回目となる今回は、新たに2店が加わった。「2月22日(にゃんにゃんにゃん)の『猫の日』を含む20日間。猫を通して、猫も人も幸せになれるようにと、湯島地域の活性化を目指して立ち上がった企画。『梅まつり』でにぎわう湯島天神と合わせて楽しんでほしい」と海老原さん。
初参加の甘味処「茶房松緒」は「ねこあんみつ」を期間限定で提供する。同じく初参加のスムージー店「搾り屋吉ゑ門」は、猫のカップでのスムージー提供や、猫をアレンジに加えたサラダの販売などを行う。店主の前田久美子さんは「来店した子ども向けに、レジで猫にちなんだちょっとしたゲームなども考えている。内容は、店に来たときのお楽しみ」とほほ笑む。開催エリアの最西端に位置するベーグル店「Bagel Beaver」では、猫の焼印入りのベーグルを期間限定で販売する。
期間中、湯島地域にある保護猫カフェや書道教室、雑貨屋など11店で、期間限定の猫にまつわる「もの」「こと」「たべもの」を用意。スタンプラリーや保護猫のためのチャリティー活動も行う。各店をツアーコンダクターが案内する「ねこまつりツアー」は完売した。「猫の日」(2月22日)には、猫ラベルのワインを集めたワイン会や、猫をテーマにした音楽を楽しむバロックバイオリンのコンサートなどもある。
2月25日まで。