東京ユナイテッドFCによる「ワンコインの健康広場!朝活!コミュニティハブ」が5月7日、文京・後楽の小石川運動場(文京区後楽1)で始まった。
選手やスタッフと共に、出勤前の早朝トレーニングを体験するという企画。大型連休明けの朝7時から45分間、チームのコンディショニングコーチを務める福田浩司さんの指導の下、7人の参加者がトレーニングに臨んだ。
ストレッチの後、選手のトレーニングメニューから取り入れたゴムバンドやミニハードルを使った運動などを行った。福田さんは「スポーツをしている人にはパフォーマンスアップを、運動不足の人にはその解消と健康維持を目指して、個人の状態を見ながら進めていきたい」と話す。
福田雅監督は「都会の真ん中で、芝生の敷かれた広い運動場は大変恵まれた環境。団体でなければ利用できないのはもったいないと思い、個人利用の機会を作れればと企画を思い付いた」と話す。東京ドームグループ・ミズノ共同事業体の協力により、チームの練習時間中に半面を活用する形で実現した。
「最近は個人でフットサルに参加する『個サル』などもはやっているが、そのストレッチ版のイメージ。ラジオ体操はトラディショナル過ぎるので、トレーニングならもう少しラフに参加できるのでは」と福田監督。「近隣に勤める社会人同士が、朝の短い時間に一緒に体を動かしながら、新しいコミュニティーが生まれることも期待したい。これから口コミで広がってくれれば」とも。「同じコート内で、選手たちの朝練を横目に見ながらトレーニングしていただき、チームのファンにもなっていただけたらなおうれしい」とほほ笑む。
開講は毎週火曜の7時~7時45分。参加費は500円。当日会場で受け付ける。雨天中止。