文京シビックセンター(文京区春日1)が6月20日から、屋上の「三角屋根」を青色にライトアップしている。
ブルーにライトアップした文京シビックセンター(写真提供=文京区)
国連の定める「世界難民の日」に当たる20日、難民の保護・支援活動を推進する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所がランドマークを「国連ブルー」に染めるライトアップに取り組んだことに賛同し、文京区でも白色の屋根を青色にライトアップした。
同区ではこれまでも、UNHCRの取り組みに賛同し、姉妹都市のドイツ・カイザースラウテルン市の難民支援を目的とした募金活動や、難民理解のための映画祭開催などを行ってきた。
文京区総務部ダイバーシティ推進担当課長の大野公治さんは「当日はシビックセンターにカメラを向ける人の姿もあった。ライトアップをきっかけに『世界難民の日』を知り、支援について考える人が増えてくれれば」と話す。
「世界難民の日にちなんだUNHCRの取り組みは多くの施設が一日限りの実施だったが、区では新型コロナウイルス感染症への対応の中、最前線で働く医療従事者の方々へ感謝を示す取り組みとして、ライトアップ期間を延長している」と大野さん。
点灯時間は19時~21時。今月26日まで。