「小石川植物祭」が10月21日から、小石川植物園(文京区白山3、正式名称は東京大学大学院理学系研究科付属植物園)で開催される。初開催。主催は建築設計事務所「KASA/KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS(コヴァレヴァ・アンド・サトウ・アーキテクツ)」(文京区白山2、以下KASA)と同植物園。
コンセプトに「街が植物園へやってきて、植物園が街へ広がっていく」を掲げ開催される同イベント、地元商店や地域住民と共に植物園産の新しい物産や体験をつくることで、植物園が街の個性であることに気付いてもらうことを狙うほか、住民同士のつながりを生むきっかけにしたいという。文京区社会福祉協議会が助成を行う。
10月23日まで。雨天の場合は10月28日・29日・30日に延期する。
現在、出展者を募集している。植物園の新たな価値や魅力を表現する製品や企画、作品の展示を提供できる人が対象。事前に求める規定の書類の提出と面接で出展者を決める。
主催者によると、応募資格は「文京区在住・在勤者、文京区出身者、区内で商いをしているか区を頻繁に訪れている人」のいずれか。規定の書類はフェイスブックページからダウンロードできる。提出の締め切りは6月24日18時。
「応募者の活動や専門性を生かした『植物と暮らし』の形を期待する」と話すKASAの佐藤敬さんは「出展以外にも、運営やボランティアなど心地よい距離で関わってもらいたいので、興味のある人は連絡してほしい」と呼びかける。