一箱古本市「千石ブックメルカード」が10月9日、コミュニティーカフェ「風のやすみば」(千石4)などで開催される。
出店者の思いやこだわりが詰まった本を段ボール一箱分持ち寄って販売する同イベント。2019年の初回は4会場で開催し、約50店が参加した。3年ぶり2回目の開催となる今回は、「風のやすみば」のほか、「巣鴨大鳥神社 境内建物2階」(千石4)、「童心社」(同)、「わでかくらぶ」(同)、「文京子育て不動産」(千石2)の全5会場で開催する。
実行委員の松本貴子さんは「コロナ禍でまだまだ不安な状況の中、開催には迷いもあったが、店主としてお申し込みいただいた方の声に励まされながら少しずつ準備を進めている」と話す。出店希望者からは、「コロナ以来古本市がなくて寂しかった。好きだった本を並べたい」「前回、童心社で開催していた一箱古本市を見に行った。売っている方々も楽しそうだったので、自分も出店者として参加してみたいと思っていた」などの声が寄せられているという。
「当日はランチやお茶も楽しみながらゆっくり会場巡りをしていただけるよう、会場で配布する『お散歩マップ』は、テークアウトやイートインの店紹介を充実した」と松本さん。「お散歩マップ」の印刷は、文京区社会福祉協議会の協力を受けた。
実行委員会では現在、出店者を募集している。申し込みは同イベントサイトで9月16日まで受け付ける。出店料(1,000円)は開催当日、会場で支払う。
松本さんは「当日はコロナ対策をしっかりして臨む。出店者には、事前に『店主さんマニュアル』を配布し、準備から当日まで実行委員会のメンバーがサポートするので、初めての方でも気軽に参加していただければ」と呼びかける。
開催は11時~16時。雨天決行、荒天中止。