地域やビジネスの交流イベント「下町サミットin文京区」が6月10日、跡見学園女子大学 文京キャンパス(文京区大塚1)で開かれる。
会場となる跡見女子大学の下見に訪れる運営メンバー(中央が横山さん)
「下町サミット」は、荒川区の若手経営者の会「あすめし会」が、23区の若手経営者、金融、行政、士業などの人たちの意見交換や相互理解、情報受発信の場として、2013(平成25)年に初開催した交流イベント。以降、場所を移しながら、23区内の若手経営者の有志が持ち回りで企画から運営までを担う。
第20回目となる今回は、「企業×学生×地域がつながる街へ、現代の若者と新しい地域社会をつくろう!!」がテーマ。跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授の佐野美智子さんの講演「大学が地域の人と人をつなぐハブになる」や、パネルディスカッション、参加者全員によるワークショップなどを行う。
幹事を務めるのは、文京・関口のコワーキングスペース「我楽田工房&長屋」(文京区関口1)を運営する「ボノ」社長の横山貴敏さん。
横山さんは「以前に別地域の運営チームの方に誘われて参加したことが下町サミットとの出合い。昨年、文京区での開催を誘われて幹事に手を挙げたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンラインでの開催となったため、今回はリアルな交流を目指してあらためて計画した」と話す。
「文京区は東京大学を筆頭とした多くの学校が集まり、閑静な住宅街と昔ながらの商店街、情緒あふれる下町、歴史的な公園や史跡、文化的な美術館や博物館など、さまざまな顔を持つ。ジャンルや業界を超えたメンバーが集い交流することで、新しい時代に必要な企業経営や地域ビジネスを探る。企業や学生、住民がつながり、共に笑顔と活力ある街づくりに挑戦する機会がつくれれば」と横山さん。「目指しているのは、仲間と共にアクションすることで社会のために何かを生み出し、経験や実績を得ることができる、企業や経営者のコミュニティー」と意気込む。
開催時間は13時~16時。参加費は1,000円(学生は無料)。申し込みはウェブサイトから。