文京区内の商店や産業団体などが一堂に会し、展示、実演、販売などを行う「文京博覧会2024」が11月15日・16日、文京シビックセンター(文京区春日1)で開催された。
同施設1階のギャラリーシビックとアートサロンには区内13団体が出展。出展団体の一つである文京区伝統工芸会は、作品の展示・即売を行った。あめ細工や木札の文字入れなどの体験会もあり、親子連れなどでにぎわいを見せた。同区によると、当日は約1万4千人が会場を訪れた。
地下2階の区民ひろばでは物産展を実施。文京区内の商店21店舗が出店し、自慢の品や文京区にちなんだ商品を販売した。併せて、文京区にゆかりがある9つの自治体が特産品を販売。文京区とのつながりや地域の魅力を来場者にアピールした。
区民ひろばでの物産展に出店した酒販店「本郷いなせや」店主の渡辺英明さんは「文京区らしいお酒を造りたいと考え、東京大学の赤門をイメージしたオリジナルブランド『本郷』を商品化した。この機会に多くの人に『本郷』を知ってもらい、文京区ならではの商品としての知名度を高めたい」と意気込みを見せた。