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認知症の人と伴(とも)にたすきをつなぐ「RUN伴文京区2019」

千石の坂を駆け上がるランナー

千石の坂を駆け上がるランナー

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 認知症の当事者と家族、支援者らがたすきをつなぐリレーイベント「RUN伴(ランとも)文京区2019」が9月29日、開催された。

出発地点に集合したランナー

 「RUN伴」は「認知症の人にやさしいまちを目指す地域をつなぎ、社会を変える大きな力にする」をミッションに、「認知症フレンドシップクラブ」が主催する全国規模のイベントとして2011(平成23)年に始まった。初回は北海道の札幌・函館間を171人でリレーし、2016(平成28)年には北海道から沖縄までのたすきリレーが完遂された。

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 2017(平成29)年からは各地でそれぞれのたすきをつなぐ形となり、文京区は2016(平成28)年に初参加し、今年で4回目。

 晴天の当日、12時45分に小日向の介護事業所「SOMPOケア いきいき小日向」(文京区小日向2)を利用者に見送られ出発。千石、本駒込、向ヶ丘、弥生で認知症の当事者やその家族と交流しながらたすきリレーを行い、東大構内(本郷7)を通過して東京ドーム(後楽1)へ。中央大学後楽園キャンパス(春日1)ではボランディア団体の学生らと記念撮影。春日の介護事業所から江戸川橋の文京総合福祉センター(小日向2)までは障がいを持つ施設利用者と共に歩き、16時30分にゴールを切った。

 中央大学のボランティア団体「りこボラ!」に所属する菊地優吾さんはランナーとして参加し、ゴール後に「初めて介護施設を訪ねることができて良かった。高齢者は若い人と接すると元気になるので学生をもっと呼べたらいいと思う」と話す。

 実行委員長でケアワーク弥生の金山峰之さんは「文京区では4回目になるRUN伴を無事に終えることができてよかった。毎年、認知症の当事者や家族、区民の方々や学生など、さまざまな人が一緒にたすきをつないで走ることができてとてもうれしい。認知症があってもなくても、共に地域社会をつくる人たちが輪となり、広がっていくことを願っている」と話す。

 「RUN伴」はこの後、中部、関西、中国、四国へとエリアを移し、11月の九州・沖縄ブロックが最終となる。

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