「25周年記念 るろうに剣心展」が1月22日、東京ドームシティの「Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)」(文京区後楽1)で始まった。
「25周年記念 るろうに剣心展」新作映画で使用した衣装の展示
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年春の会期が延期となっていた同展。誕生から25周年を迎えた大ヒット漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(ろまんたん)-」の初の大規模作品展となる。
和月伸宏さん原作の「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」は、幕末から明治へと移り変わる激動の時代に「不殺(ころさず)」の誓いを立てて逆刃刀を手に流浪の旅を続けた主人公・緋村剣心の姿を描いた作品。1990年代に「週刊少年ジャンプ」で掲載され、シリーズ累計発行部数7200万部(電子版含む)を超えた。
展示は、「仲間とは」「正義とは」「強さとは」「命とは」「幸せとは」の5つのキーワードに分類し、同連載時代の直筆原稿やカラー原画のほか、現在連載中の続編「北海道編」や、メディアミックス展開された作品など200点超を紹介する。同展のために描き下ろされた原画「剣闘図」をはじめ、和月さんの原稿やノートなどの資料、制作過程を紹介する映像、今春に公開される実写映画の衣装展示などもある。入り口エリアでは、キーワードを表現した映像を上映する。
2月11日からは一部展示の入れ替えがあり、岐阜県関市の無鑑査刀匠・尾川兼國氏が劇中の逆刃刀を元に実物の刀剣として作り上げた「逆刃刀・真打」を特別展示する。
開催時間は11時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。完全日時指定制で、入館料は一般=1,600円、中学生・高校生=1,000円、小学生=600円。グッズ付き入場券は共通3,100円。3月7日まで。