文京区は現在、人気漫画「ちはやふる」のイラストを施した区のコミュニティーバス「B-ぐる」を運行している。
文京区は競技かるた発祥の地であり、全日本かるた協会が区内にあるなど競技かるたに縁の深い地であることから、「かるた」を区の文化資源と位置付け、さまざまな事業を展開し「かるたの街 文京」を発信している。
作者の末次由紀さんが描き下ろした「ちはやふる」のイラストなどでラッピングしたバスは、区内2ルートを運行するB-ぐるバスの「目白台・小日向ルート」を走る4台のうちの1台。同ルートは、漫画「ちはやふる」に登場する「大塚かるた記念会館」や「教育の森公園」、同作を出版する講談社方面を巡る。
区は「かるたの街文京×ちはやふるコラボ企画」の一環で、B-ぐる1日乗車券も販売している。乗車券は「ちはやふる」のキャラクター・千早・太一・新の3種類のデザインがあり、1枚300円。区観光インフォメーション(文京シビックセンター1階)で購入できる。
ラッピングバスの運行は令和5年2月28日までの予定。