オンラインを活用した学習支援を展開するアルバ・エデュ(文京区音羽1)が3月20日、家族向けオンラインイベント「オンラインでぼたもちを作ろう!」を開催する。
もち米贈呈式でイベント用のもち米を受け取るアルバ・エデュ代表の竹内明日香さん(右)
オンラインで英語を学びながら、ぼた餅作りに取り組む同イベント。コロナ禍における「オンラインおうち学校」の開催など、オンラインを活用した子どもたちの学びや育ちの可能性を広げるアルバ・エデュが、文京区に本社のあるNECネッツエスアイグループ(後楽2)の協賛を受けて企画した。
NECネッツエスアイグループは、茨城県石岡市東田中で地元の有識者の指導を受けながら、田植えから酒造りまでを行う「休耕田を再生した田んぼ作りプロジェクト」に年間を通じて取り組んでいる。収穫した米でオリジナルの日本酒を醸造してPRツールとして活用したり、2015(平成27)年からは栽培したもち米を障がい者支援施設で切り餅に加工して地域イベントに活用したりと、さまざまな活動を続けてきた。コロナ禍により例年開催してきた餅つきイベントができなくなったことから、同プロジェクトが収穫したもち米を同イベントに無償提供することを決めた。3月9日には、同プロジェクトからアルバ・エデュへのもち米贈呈式を行った。
アルバ・エデュ代表の竹内明日香さんは「同じ区内の団体としてもち米45キロを寄贈いただいた。皆さまの思いの詰まったもち米を最大限活用できるよう、お彼岸にオンラインでぼた餅を作ろうというイベントを企画した」と話す。「当日はもち米を丸めるところから、簡単な英語も交えて解説する。ぼた餅もつくれて英語もちょっと学べる一石二鳥の企画。祝日の土曜のお昼、春分の日を祝いつつ、新しいことにチャレンジしてみてほしい」と呼び掛ける。
参加対象は高校生以下の子どものいる家庭で、事前に文京区内の配布場所でもち米(2合)の受け取りと、イベント前にもち米を炊く準備ができることが条件。現在、アルバ・エデュの他、文京メディアブリッジ(本郷2)や、さきちゃんち petit(白山2)などの協力拠点で、事前申込者へのもち米の配布を行っている。
開催時間は13時30分~15時。参加無料。申し込み締め切りは今月12日。