![前回のボランティア体験の様子](https://images.keizai.biz/bunkyo_keizai/headline/1739401916_photo.jpg)
音訳や点訳、災害支援から国際協力まで9団体のボランティア活動が一日で体験できるイベント「ゼロから ぼら活!~一緒にさがそう あなたの一歩~」が2月16日、文京区民センター(文京区本郷4)で開催される。
文京区社会福祉協議会が主催する冬季企画で、区内在住の小学生から高齢者まで幅広い世代を対象に、ボランティア活動との出合いの場を提供する。
同協議会では毎年7月から8月にかけて、区内約30カ所の福祉施設や団体での体験プログラム「なつぼら」を展開。昨年度は延べ200人以上が参加し、地域福祉の担い手育成に貢献してきた。今回の「ゼロから ぼら活!」は、その実績を踏まえた新たな試みとして企画した。
会場では、区内外から計9団体がブースを出展。参加者は一日で多彩なボランティア活動を体験できる。音訳団体による朗読技術の実践や、六点会による点字翻訳の体験など専門性の高い活動に加え、東洋大学生による災害ボランティア活動の報告、ワールド・ビジョン・ジャパンによる途上国の水問題を体感する「水くみ体験」など、社会課題に直結した企画も用意する。
併せて、近年需要が高まる在宅ボランティアのコーナーも展開。使用済み切手の整理や手作りマスクの製作など、自宅で気軽に始められる活動も紹介。絵画や写真、手芸などの特技を生かしたボランティアの機会も提案する。
同協議会ボランティア担当の上平葉乃さんは「この機会に、さまざまな活動の楽しさを知り、参加者が何かを始めるきっかけになれば」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。参加は小学生以上。