千石駅近くに「LED植物栽培器」体感カフェ-照明器具メーカーが開く

白と緑を基調としたカフェの窓際にはLED植物栽培器「灯菜(Akarina)」が並ぶ

白と緑を基調としたカフェの窓際にはLED植物栽培器「灯菜(Akarina)」が並ぶ

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照明器具メーカーのオリンピア照明(文京区本駒込2)が1月27日、都営地下鉄千石駅近くの旧白山通り沿いの社屋1階にLED植物栽培器「灯菜(Akarina)」を体感できるカフェ「灯菜(あかりな)」(TEL 03-6912-0056)をオープンした。

LED植物栽培器「OMA01」

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灯菜は同社オリジナルブランド「MotoM」の商品として販売しているLED植物栽培器。約50年間にわたり培ってきた照明器具製造の経験と技術力を生かし開発したオリジナルLED照明の光が、植物の生育に欠かせない日光の代わりとなって光を照射する。

「日光が当たらない部屋でも手間なく育てられる。室内で栽培するので季節や天候にも左右されにくい」と、同社MotoM事業室の間立さん。土を使わずに水と液体肥料のみで育てられるので「虫が苦手な女性にもお薦め」と話す。

客層は9割が女性。「癒やしの空間」をコンセプトに白と緑を基調としたインテリアでコーディネートした店内は「自宅にいるような感覚でくつろいでいただける空間を目指した」と間立さん。店内には多くのLED植物栽培器を配置し、間接照明としてインテリアの一部にもなっている。

店内では、栽培器で育っている野菜やハーブを間近で見ることができるほか、実際に食べることもできる。メニューはドリンクと軽食、デザートが中心で、人気メニューは「こだわりのたまごサンド~灯菜で育てた野菜入りサラダ」(550円)。ドリンクメニューでは、酵素を多く摂取できるコールドプレスジュース(リンゴとミックスの2種、各650円)のほか、デザート感覚で飲めるブルーベリースムージー(600円)が人気だという。

カフェは「灯菜」のショールームとしての役割も担っており、店頭で「灯菜」を購入することもできる。間立さんは「灯菜を実際に見て触れていただき、育った野菜を味わっていただくことで灯菜のある生活を体感していただければ」と話す。「カフェの奥には貸し切りで利用できる個室スペースもあるので、ママ友同士の集まりや仕事の商談スペースとして活用してもらいたい。今後は新メニューの開発や営業時間の延長も検討している」とも。

 営業時間11時~17時。土曜・日曜・祝日定休。

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